呪いの再生産とそれを終わりにするということ、夜行性のカエル達の生態について

朝からお腹にズーンと響く呟きが流れてきたのでシェア。
https://twitter.com/teyunta1123/status/1611682916194713600?s=46&t=pCtCAO2XYms4J4ZzXvgjrA

最初と最後を抜粋。

「年の瀬。ひらがなもかけて、おはしも上手につかえる姪っ子がうちの子へ事あるごとに

ねぇ もう ごさい なのに はずかしく ないの??

と何度も何度も声をかけてたのを思い出すといまだに内臓がひっくりかえりそうになる。この子はいままでどんなことばでひらがなを、おはしを練習してきたんやろか。」

「【じぶんらがされてきた事をこどもにしない。】言葉では簡単やけど、それはじぶんの人生の否定でもあるから、とても難しくて。やからこそ思考をとめたらあかんねんな。次の世代にしわ寄せがいかんように。呪いを残さんために。ことばを選ぶことは絶対サボったらあかんな、と改めて。書き散らしおわり。」

途中の呟きもとても考えさせられる深くて優しい言葉たちなので、気になった人はぜひリンク先でツリー全文を見てほしい。(Twitterでは繋がった一連のツイートをツリーと呼ぶ)

呪いの再生産のお話。
恥ずかしさで人を動かすこと、動かされてきた過去を、この方は自分の代で終わりにするという。

私は罪悪感を行動原理にするのを、されるのを断ち切る。
https://note.com/kirakiramamama/n/neb74971c7b13

お正月は家族について色々と考えさせられる。
これは実家に行くとみぞおちが痛くなるという話。
https://twitter.com/hokkorina2019/status/1608669511036854272?s=46&t=pCtCAO2XYms4J4ZzXvgjrA

最近読んだあらいぴよこさんの解毒漫画(毎日1解毒)もよかった。
https://twitter.com/hokkorina2019/status/1609901888937545728?s=46&t=pCtCAO2XYms4J4ZzXvgjrA

著書(『母が「女」と分かったら虐待連鎖ようやく抜けた』)もAmazonで買いました。ピッコマだと全話無料で読めるのかな?
https://piccoma.com/web/product/113899?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=KP_GSA&utm_content=Feed_Local_Publisher&gclid=Cj0KCQiAzeSdBhC4ARIsACj36uHqB50DtJaZ4IoTi4MGu9acg0YTX0qyh3CcfPmcSjXfSptrk2ED8qYaAmiaEALw_wcB&etype=episode


最近親子関係やトラウマ解毒とかの話題は、読書会のつながりの関係もあって、Twitterの読書会用サブ垢がメインになってきてる。


日記を前ほど書かなくなったのは、言語化しすぎると感情と心が離れていく、と読書会で言われたこともあって、最近は言語化しすぎず身体で感じることをメインにしているのもある。


あとは単純に時間がない。1年以上続けてきたお片付けサークルのzoom部屋が最近朝夕毎日開くようになって、なんだかんだと話しながら作業しながらワチャワチャしていたら気がつくと寝る時間になっている。

メンバーいわく、「令和の井戸端会議」とはよく言ったものだ。

私はずっと自分は世間話とか雑談が苦手だと思っていたのだけど、気が合う人達、興味の幅が同じ人たちとなら、なんぼ話しても苦痛ではないということがわかった。


そもそもみんな別に相手の反応など気にせず話したいことを話したいように話している。仮面ライダーがーとか液状化した野菜の捨て方とか、おうちに勝手に間借りする虫との闘い方とか、ただその話題に、勝手に共感できるポイントが多いのだ。

全く知らんテーマでも、その解釈とか根底に流れる価値観に心が共鳴する。わざわざ頑張って共感しなくても心の底から温泉のように自然に湧き出る共感。これは心地よい。


毎日朝夕繋がってもストレスフリー。おはよーとzoomを立ち上げ、ただいまとzoomを立ち上げる、そんな生活。もはや仮想シェアハウス。


なんせメンバーは全国から選りすぐられた凸凹さん達で、文章で気が合うと証明されている私と似たタイプの片付けに悩む女性たちばかりだから、滅多にいない希少な人たちで、今まで身近に出会うことがなかったのだな、というのも感慨深い。


ついでに言えば、女性が苦手だと思ってきたけど、単に今まで私が出会ってきた女性たちが私が苦手なタイプだっただけで、私が気を許せる、むしろ私と同じ成分でできている、と思える女性たちが思ったよりたくさんいることに驚いた。


そんな私と気が合うタイプの女性らしくない女性たちは、世のキラキラ女子の人たちに遠慮しながら、夜行性のカエルのように、深海魚のように、光の当たらないところでひっそりと生きてきたのだ。毛玉たっぷりのセーターやわりと大きな穴の空いた肌触りの良いスエットをまとい、汚部屋の中に隠れていたのだな。(比喩的表現です。たぶん)


片付けながら、夕飯を作りながら、うっかり口がなめらかに滑って普段は隠しているどんなに際どい女性らしさと対極の汚部屋話をしても、ここにはドン引きする人が誰もいないのだ。むしろ「あるある〜」「私も〜」と隙間なく返ってくる。なんという安心感。

逆にみんな「そう」なので、わざわざネタ的に露悪的に自虐的に汚部屋話を振り撒かなくてもいい。これもとても心が軽くてすばらしい。あるがままの汚部屋。(一般的な水準をはるかに超えた生活環境がそこにはある。しかし環境衛生と精神衛生なら、多少?汚部屋でもゆったり過ごした方が精神衛生が良いよなと思ってしまうの。)そう、はじめて自分と「同質」の人たちに囲まれている。うまれーてはーじめーて♪の経験。

※あ、お片付けサークルは私のような生粋の汚部屋民だけでなく、メンタルが弱って一時的にちょっとだけ汚部屋になってしまった本来ならちゃんとした方も含みます。私たちはどんな汚部屋も汚部屋として区別せず仲間として応援します。(相手が仲間にされたいかどうかはわからない)ただし、他の方の汚部屋にドン引きしてしまう繊細な方、自分より重度の汚部屋を見下したり馬鹿にしてしまう心の防衛機制の強い方は参加できません、あしからず。


マジョリティの人たちは、子どもの頃からいつもずっとこんなふうに気が合う人たちに囲まれていたのか、と思うと、そりゃー自己肯定感爆上がりで自信満々にもなるしパリピだしリア充にもなるわ、と納得した。


マイノリティの人たちも、世界を探せば自分と気が合う人というものが存在している、と気が付けるようになったのは、ほんとインターネットが普及してよかったことだと思う。


小学生の頃、どうやったら人を誘えるのか、人から誘われるのか分からなくて、誰も一緒に過ごしてくれる人がいなくて、ひとりで校庭をぐるぐる歩いて昼休みの時間を潰していた頃の私に、世界にたった1人しかいない孤独の中に泣くことも出来ずにいた私に、大丈夫だよ、と今の賑やかな私の暮らしを教えて安心させたいと思う。


#今日のお歌…【かみのみそしる】
https://youtu.be/miUyPjXRaX0