【小遣い(労働対価)で買うゲームとうんこ金融ドリル】


【小遣い(労働対価)で買うゲームとうんこ金融ドリル】


次男がついに小遣いでスマッシュブラザーズを購入。(今更感)


ウチは小遣いは完全労働対価制なので、次男の貯金はすべて実働によるもの。


お手伝い(家庭内労働)をして貯めに貯めたお小遣いをゲームにドンと投入。いいね。それまで小遣いの使い道は友達と遊びに行くイベントなどの飲み食いがメインで、今回がはじめての大きな買い物。


しかし2019年のゲームなのだが……一向に値下がりしていない。


3年落ちなのに新品も中古も変わらん強気なお値段で、夫はなんだか損したような気分らしく(自分が出すわけでもないのに)「もっと最新のゲームじゃなくていいの?周りの子はみんなもうやってないんじゃないの?」などと再三引き止めようとしていた。


しかし本人は「これがいい!」と意思が固い。


(私は最新とか流行とか興味がないのでそういうのは全く気にならない…本人がいいならいいじゃない。)


とはいえ何事も迷いに迷う優柔不断さを随所で発揮する次男(優柔不男児)はスマブラを買うのに断続的にとはいえほぼ3年は迷っていた。いよいよ「ココでこれを買う」とネットサイトと商品を決めてからもさらにダメ押しで1週間は迷っていた(迷いすぎだろう…愛いヤツめ)。


対して即断即決の三男は家庭内労働で得た対価も秒で溶かす(アプリゲームの課金とかに)…というか三男は「欲しいものがある時にその分だけ働く」というキリギリス・スタイル。貯金は常に0円。(これはこれで心配だ)


(悪)賢い三男は最近ではさらに(悪)知恵をつけて、貯め込んでいる次男から簡単に借金するようになってきて、だんだんその額が大きくなってきたので、さすがに止めようかどうしようかと思いつつも、三男の無茶振りを次男がどう捌くかが気になってまだ様子見している。


お金を挟んだやりとり(交渉)が非常におもしろい。三男の鮮やかな舌先三寸に目を見張る。(将来営業職がいいのではないかしら…詐欺師にはならないでね)


もともと三男は内弁慶なので外では頑丈な猫をかぶるのであまり心配はしていないが、詐欺師の才能の片鱗(きらめき)を見せる子だけに、子ども同士のお金のやりとりは家の外では絶対にやらないようよくよく言い含めてある。(お金の教育むずかしい。)


次男は逆にそういうトラブルに外であちこち巻き込まれてきそうな感じなので(実に心配だ)、親の目が届くところで人(三男)から借金の申し入れやお金の無心をされた時の捌き方を指南する材料にしている…(お金のSST…自己流だが)


しかしお金の使い方には性格が出るなぁ。


学校でこれから資産形成?金融教育?とかも始まるみたいだけど、どうなることやら。(生兵法でかじった株(危険)やらFX(超危険)やらで何もかも溶かして臓器を売るようなことになりませんように)


金融教育でググってみたらこんなサイトを見つけたよ…


▪️うんこ金融ドリル(金融庁×うんこドリル)

https://www.fsa.go.jp/teach/shougakusei.html


大丈夫か金融教育…親しみやすいのはいいことだけど、ちゃんとリスクも教えてあげてね…?(誘導するだけしてあとは自己責任とかやめて…そもそも老後の資金を自前で調達させるための資産形成教育ってどうなん?まさかとは思うが将来的に社会保障ゼロハイムを目指してんか?)


それはそうと、今日届いたスマブラを夕方さっそくはじめたが、【ケンカしたら取り上げ】のルールを破って速攻30分で取り上げられていた。はやっ。


しかしゲームを取り上げられた時すぐスマホYouTube視聴に切り替えてヘソを曲げなくなった次男エライなぁ成長したなぁ。


(そもそもケンカの時はだいたい三男が無茶を言っている… ゲームだと三男の方がヘタクソなので途中で置いていったり死にすぎると泣き喚いてゴネる。私でも三男とは一緒にプレイしたくない。めんどくさい。)


夕飯後に次男が「再トライしたい」と言うので「今度はケンカにならないといいね」と渡したところ、かれこれ1時間はケンカせずにやれている。エライなぁ次男。がんばれよ次男。(判官贔屓


子ども同士でケンカしないで遊べるってすごいことなんだな、と子育てをしてみて改めて思う。外ではどうなのかわからんが、家の中ではそれぞれ我慢のリミットが少ないので最近ようやくできるようになってきたと思う。(昔は5分もやれなかった)


兄弟の相性もあるだろうしなぁ。ウチはつよつよ三男とよわよわ次男の凸凹がうまくハマればいい感じ。ただ、うまくいってる時ほど次男が一方的に我慢を強いられている可能性が高いので、楽しそうでもときどき介入してやらないと次男がかわいそう。(判官贔屓)そして三男はめっちゃ楽しそう。(リア充の盛り上げ上手)


しかしそろそろ目のために休憩をさせねばな。風呂でも入れるか。